せせらぎの小道:春霞の空撮

良い天気なれど霞空。黄砂現象? 約15メートルの高さから山を見る。額取山、磐梯山、安達太良山。そして・・・

せせらぎの小道:恭ちゃん

恭ちゃんとは当施設前理事長橋本恭司さんのこと。通所リハビリティーションを受けておられ何時も元気なご挨拶を頂きます。NHK学園が出版した川柳合同句集「ふじみ」第12集に恭ちゃんの川柳が載せられています。「86歳の未来に託す」。 満天の星それぞれに…

せせらぎの小道:寂寥

二瓶君という高校時代からずっとおつきあい頂いていた友人を亡くしてしまった。未だ彼氏が側にいるようで眠れない夜を過ごしていた。こういう季節になってきたのに、等という愚痴をこぼしたりもしていたところ、10年前の恐怖をまた味わってしまった。16日(…

せせらぎの小道:ドローン

Drone 英語で、「雄の蜜蜂」という意味。プロペラ機の羽の音がミツバチの飛ぶ音に似ていることからプロペラ式小型無人機をドローンと呼ぶようになったという。 正式名称はUAV : Unmanned Aerial Vehicle 通称 ドローン 日本ドローン操縦士協会のドローンパイ…

せせらぎの小道:フィンランド

この地図はシャレド・ダイアモンド著「危機と人類」からコピーしたものです。 フィンランドには独特の言語があるという。建築家、音楽家、運動選手、に世界的有名人が多い。ソ連と、圧倒的な不利にもかかわらず、闘い護るべきアイデンティティーを国民が共有…

せせらぎの小道:キエフ

2011年11月、キエフ市早朝。 チェルノブイリ視察団として訪問。この日はキエフ市よりチェルノブイリへバスで向かった。バスの中からの撮影。今どうなっているのか、これからどうなるのか、気がもめるところです。 放射線衛生学者の木村真三さんはベラルーシ…

せせらぎの小道:史観

2011年11月・ウクライナ首都キエフ この年の3月原発事故を体験した。11月、チェルノブイリのあるウクライナを訪問し(福島チェルノブイリ視察団)、キエフに滞在した。 今、キエフは緊張状態にある。 街並木は北国の朝を思わせます。 原発事故記念館を訪ねま…

せせらぎの小道:多様性

医療機関で働いている。協同組合方式を運営の基本方針としています。医療要求は実にさまざまで、この多様な医療要求に全て応えるというのは、この医療機関にとっては不可能だ。また多様な運営方針を採るということは組織の崩壊につながる。 当医療機関にも受…

せせらぎの小道:山肌

じっとして本ばかり読んでいるのもなんですので、こういう時は石筵まで行く。 コロナ感染症の状況がいまいちはかばかしくない。逼塞感あり。 2022年2月13日。絵のような山肌。 目が痛いほどでした。寒くて?

せせらぎの小道:火葬場

2009年3月、医療生協の見学旅行でネパールの医療状況を視察した。3月末の小雨模様の時インダス川の上流の上流にあたるところで火葬の模様を対岸から見学させてもらった。 写真右奥の民家風の建物は、人々が人生の最後を迎える施設。勿論、医療施設ではない。…

せせらぎの小道:大量生産.大量消費・大量廃棄

Kawakiyo Project 田中正造とその郷土、Wikipedia、宇井純・公害原論、等を参考にしながら「森永ヒ素ミルク中毒事件」などを詳細に渡って観る。被害者の心情、加害者の心情を脇に置いて、当時の社会経済状況と政権担当側の政策のみに絞って考えていくと、巨…

せせらぎの小道:構造災害

1960~1980年代のつづきです。 世界中の公害、薬害を観たわけではない。特にイギリスにおける産業革命以後の公害・薬害、日本における明治維新以後の公害・薬害に関心があった。宇井 純 氏の「公害原論」は、「それらがある種の社会経済構造に起因し…

せせらぎの小道:人権

1960~1980年代のつづきです。 語るまでもないことなのだが日本国憲法の3本柱は、①民主主義、②平和主義、③人権主義、です。アメリカから押しつけられた憲法であるとしていやがる人もいるのですが、もし日本が先の大戦の戦勝国となった場合、大日本…

せせらぎの小道:無胃村

標題は無医村の間違いではない。1960~1980年代のつづきです。 医師免許を取得して(約50年前)研修医となった頃、「胃がんは胃潰瘍が悪性化したものである」あるいは「胃がんの発生母地は胃潰瘍にある」という学説(あるいは通説)が医療界にあっ…

せせらぎの小道:1960~1980年

この時代は自分史的にいうと、10代後半から40才頃までに相当します。 今この時代の社会経済構造が見直されている。自分が何を見て、何を考えて、何をしたかということを考えてみるのは意義深いものがある。今の徒然草が出来上がりそうな気分だ。 196…

せせらぎの小道:物語

今回の直木賞作品、夢中で読んだ。 物語は何者にもまさる哲学であり経済学であり、その他諸々である。〇〇学を学ぶより遙かに多くのことを学ぶことが出来るのが“物語”と思う。 以下の写真は「アルピニスト田中直」さんのご厚意により提供いただいたものです…

せせらぎの小道:船明神

ふなみょうじん。安達太良連峰の中に船明神という所ある。 須賀川方面の安積原野から見た安達太良連峰。和尚山に隠れて安達太良本山は見えない。和尚山の左手、箱形に望まれる嶺があるでしょう。そこが船明神という所です。 ノアの箱舟?。いろいろ調べてみ…

せせらぎの小道:ZAZA 足あと

2022年1月9日 ZAZA は冬期休業中です。近くの嶺に風力発電所がいくつか造られる予定。施工主はJR。今は冬景色の真っ最中。 最低気温がマイナス6℃。庭から谷川の方の雪の絨毯をしばし眺めると・・・ 狐、鹿、兎、その他もろもろの足跡を観る。店主ご夫妻は勿…

せせらぎの小道:世界で一番美しい

昨年の晩秋に観た西方向の虹、しかも半円の虹。西方向だから朝の虹ということになる。今年はこの虹をロゴマークとする生活協同組合を更に掘り下げ、生協の sustainable development goals (SDGs)を限りなく追求していきたいと思う。 最近サックスのレッス…

せせらぎの小道:記憶、衝撃

上の写真は毎日新聞社発行:60年安保闘争の時代、新装版、裏表紙よりコピーしたもの。垂れ幕は、民主社会党西尾末広氏、日本社会党浅沼稲次郎氏、自由民主党池田勇人氏。場所:日比谷公会堂、時:1960年10月21日(土)午後3時過ぎ。 3党首立会演説会で民社党…

せせらぎの小道:多様性

養老孟司さん(解剖学)と海野和男さん(写真)が出版した「虫は人の鏡」という本から写真を拝借しました。養老先生は虫たちの多様性ということについて、先生特有の語り口で述べています。 この一枚は私の写真。草花の多様性を思い、それ故に長い間生息でき…

せせらぎの小道:銅像

猪苗代湖畔。十六橋を見下ろす位置にファンドールン君の銅像が建つ。雪景色の中のファンドールン君である。 周辺地域は”戸の口原”、”滝沢口”。戊辰戦争の古戦場にあたる。会津白虎隊の事を熱く語る人々がいる。 曇り空を見ながら、遠くなった明治を思う。激…

せせらぎの小道:眞鍋さん

眞鍋淑郎さんの、今年度ノーベル賞受賞対象論文は1967年に発表されたものです。勿論その後の研究も加味されてはいるが、大分前の論文ということになる。 現在、地球温暖化は世界的に国連レベルで論議され、毎日のように新聞紙上に掲載されている。 二酸化炭…

せせらぎの小道:宝木

この山茶花を当施設の宝物といってくれる人がいる。極端な話、この樹が無くなるようなら私辞めます、をする方もいた。毎日見る度に花の数が違う。これから満開の状態に向かって毎日姿を変えていく。 何故か最近、どうしても人に語っておきたいことばかりが増…

せせらぎの小道:地球温暖化

地球規模の公害とみている。世界中の若者達の大きな関心事となっている。国連を中心とした対策サミットも幾度も開催されていて報道されてもいる。生活環境に及ぼす影響が大きいので、これからこの世界で活動していく若者達が関心を持つということは当然のこ…

せせらぎの小道:イナッシー

英国の北、ネス湖に住む謎の怪獣はネッシーという愛称を持っている。なんと猪苗代湖に住む怪獣もいる。イナッシーという愛称まである。私はイナッシーを見たことがある。そして写真にも収めている。だあれも信用してくれてはいない。 御霊柩峠から額取山へ向…

せせらぎの小道:晩秋

この季節に花を咲かせている薔薇。冬薔薇(ふゆそうび)としよう。 柿の実が冬の食用として重宝されていた時を懐かしく思う。今の季節取り残されている実はお布施柿(おふせがき)と呼ばれるらしい。鳥たちのための食用ということか? 何故かもったいないと…

せせらぎの小道:多様性・連鎖

夢中になって写真を撮った時のことを思い出してしまった。それらのそれぞれの美しさはどのように表現して良いのやらと途方に暮れる。人の数だけ人生があるように動植物の数だけ生き様がある。 トラノオ(虎の尾)アゲハチョウ(揚羽蝶)90年6月29日。 …

せせらぎの小道:世界の転換点

日付は90.10.9.会津駒ヶ岳付近。 この時が世界の転換点のように思っている。ベルリンの壁が崩壊してソヴィエト連邦が消滅した。 私自身の周囲も激変していく。このあたりで論議されていたこと。患者の権利、インフォームドコンセント、ターミナルケア、在宅…

せせらぎの小道:高校生もSDGs

2021年10月25日・朝・額取山連峰の朝霧 朝霧の向こうに浮かんでいるような額取山連峰。 この日の毎日新聞。高校生のSDGs。 SDGsは今や世界の流行語。これは毎日新聞電子版からのコピー。文字が小さすぎ。 メモ。医福連高瀬君に連絡。生協の考えを初…