せせらぎの小道:多様性

医療機関で働いている。協同組合方式を運営の基本方針としています。医療要求は実にさまざまで、この多様な医療要求に全て応えるというのは、この医療機関にとっては不可能だ。また多様な運営方針を採るということは組織の崩壊につながる。

医療機関にも受診者の多くにもある種のカラーがあると見ています。このカラーをつねに内外に発信して、同類と手を組み、少なくとも株式会社方式は採用していない。(と思っているのは私だけで実は株式会社方式だ・・・これはないと思う)。

従いまして、多様性を尊重する、という本当の意味は「私たちは多様な中の一様(いちよう)でありますから、多様性を尊重する皆さん「この一様をも多様性の中のひとつとして尊重していただきたい」ということになる。

大上段に構えて「私たちは多様性を尊重する医療機関の運営に心がけます」と言うことには自信がない。

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ソロキャンパー石井氏提供。皆さん揃って同じ方向を向いている(一部を除いて)。180度逆を向いているのは例外とする。

こういう状態は何に対して弱点があるかというと、環境の激変に対してだ。

ひとつが転ければみな転ける。

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マッチングしている状態ではどうか?地球規模の災害「温暖化」は?