眞鍋淑郎さんの、今年度ノーベル賞受賞対象論文は1967年に発表されたものです。勿論その後の研究も加味されてはいるが、大分前の論文ということになる。
現在、地球温暖化は世界的に国連レベルで論議され、毎日のように新聞紙上に掲載されている。
二酸化炭素をめぐる理論には多くの反論があった。政治レベルでは元アメリカ合衆国大統領トランプさんが記憶に新しく、トランプさんはパリ協定から離脱した。バイデン大統領になって再びパリ協定を批准し、温暖化対策論議にアメリカが加わった。
眞鍋さんのノーベル賞受賞は、スウェーデン王立アカデミーが世界的論議に終止符を打たせた、という大きな意味がある。
地球温暖化によって地球そのものが崩壊してしまうということはないかも知れないが、人類にとっては(あるいは現在存在している生命体にとっては)絶滅の危機と言えなくもない。
地球そのものの存在を危うくするものは今のところでは核兵器だろう。それでも地球が粉々になって宇宙の塵?となるまでには至らないかも。
誤解なきように。私はSDGsを真剣になって推し進めたいと思っている内の一人です。