せせらぎの小道:1960~1980年

この時代は自分史的にいうと、10代後半から40才頃までに相当します。

今この時代の社会経済構造が見直されている。自分が何を見て、何を考えて、何をしたかということを考えてみるのは意義深いものがある。今の徒然草が出来上がりそうな気分だ。

1960年頃から日本では重化学工業が発展してきた。60年安保があり、東京オリンピックがあり、浅沼稲次郎さんやケネデイー米大統領の暗殺事件があり、ビートルズ旋風があり、裕次郎さんや長嶋茂雄さんや王貞治さんがいて、加山雄三さんがいて・・。

ベトナム戦争があり、公害・薬害が目立ち、社会のキャッチフレーズは「消費は美徳」「大きいことは良いことだ」でした。患者を消費者として観てしまう医療制度にも、その封建制度にかてて加えて、大問題があったわけです。

大量生産・大量消費・大量廃棄、の社会経済構造でした ・・この言葉が全てを説明しているのに気がつく。

大学生の頃、私は、東西冷戦構造の中にあって、東と西の代理戦争のようなことを日本国内でやっていたような記憶がある。恩師を失ったり、友達と疎遠になったり、警察と鬼ごっこをしたり、新しい友達が出来たり、それはもう大変。

「青春時代が夢なんて、後からしみじみ思うもの、青春時代の真ん中は、道に迷っているばかり」と森田公一とトップギャランが歌ったものです。

 

f:id:kuwanomura:20220203112833j:plain

f:id:kuwanomura:20220203112909j:plain

写真提供:ソロキャンパー石井さん。

シンメトリー、整合性、規則性、色彩、撮影者のお好みの構図、これは美しさの基本なあり。花の咲くところに”ぼっちキャンプ”に出かけてもらって、写真を撮って頂いて、私は蘊蓄(うんちく)を重ねるだけ。また楽しからずや。