2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

せせらぎの小道:史観

2011年11月・ウクライナ首都キエフ この年の3月原発事故を体験した。11月、チェルノブイリのあるウクライナを訪問し(福島チェルノブイリ視察団)、キエフに滞在した。 今、キエフは緊張状態にある。 街並木は北国の朝を思わせます。 原発事故記念館を訪ねま…

せせらぎの小道:多様性

医療機関で働いている。協同組合方式を運営の基本方針としています。医療要求は実にさまざまで、この多様な医療要求に全て応えるというのは、この医療機関にとっては不可能だ。また多様な運営方針を採るということは組織の崩壊につながる。 当医療機関にも受…

せせらぎの小道:山肌

じっとして本ばかり読んでいるのもなんですので、こういう時は石筵まで行く。 コロナ感染症の状況がいまいちはかばかしくない。逼塞感あり。 2022年2月13日。絵のような山肌。 目が痛いほどでした。寒くて?

せせらぎの小道:火葬場

2009年3月、医療生協の見学旅行でネパールの医療状況を視察した。3月末の小雨模様の時インダス川の上流の上流にあたるところで火葬の模様を対岸から見学させてもらった。 写真右奥の民家風の建物は、人々が人生の最後を迎える施設。勿論、医療施設ではない。…

せせらぎの小道:大量生産.大量消費・大量廃棄

Kawakiyo Project 田中正造とその郷土、Wikipedia、宇井純・公害原論、等を参考にしながら「森永ヒ素ミルク中毒事件」などを詳細に渡って観る。被害者の心情、加害者の心情を脇に置いて、当時の社会経済状況と政権担当側の政策のみに絞って考えていくと、巨…

せせらぎの小道:構造災害

1960~1980年代のつづきです。 世界中の公害、薬害を観たわけではない。特にイギリスにおける産業革命以後の公害・薬害、日本における明治維新以後の公害・薬害に関心があった。宇井 純 氏の「公害原論」は、「それらがある種の社会経済構造に起因し…

せせらぎの小道:人権

1960~1980年代のつづきです。 語るまでもないことなのだが日本国憲法の3本柱は、①民主主義、②平和主義、③人権主義、です。アメリカから押しつけられた憲法であるとしていやがる人もいるのですが、もし日本が先の大戦の戦勝国となった場合、大日本…

せせらぎの小道:無胃村

標題は無医村の間違いではない。1960~1980年代のつづきです。 医師免許を取得して(約50年前)研修医となった頃、「胃がんは胃潰瘍が悪性化したものである」あるいは「胃がんの発生母地は胃潰瘍にある」という学説(あるいは通説)が医療界にあっ…

せせらぎの小道:1960~1980年

この時代は自分史的にいうと、10代後半から40才頃までに相当します。 今この時代の社会経済構造が見直されている。自分が何を見て、何を考えて、何をしたかということを考えてみるのは意義深いものがある。今の徒然草が出来上がりそうな気分だ。 196…