せせらぎの小道:山極寿一先生

石筵・冬  この山の稜線を斎藤清さんならどのように版画として描くだろうかな。

 

3月9日(木)朝日新聞 科学季評 山極寿一

 (対面が可能になる今こそ・・・)管理された時間から心身を解放し、自然の時間に沿った暮らしをデザインする。所有を減らし、シェアとコモンズ(共有財)を増やして共助の社会を目指すことが肝要だ。それは永い進化の歴史を通じて人類が追い求めてきた社会の原則だ。現代の科学技術はそれを可能にしてくれるはずである。間違いを認めず、いたずらに武力を強化して、再び戦争の道を歩むことだけは決して会ってはならない。

「人類はどこで間違えたのか」

 

山極先生の第35回日本高齢者大会in京都における記念講演は、その報告集に納められています。郡山医療生活協同組合の関係者から報告集を譲っていただいたら如何なものだろうか。