せせらぎの小道:県民健康調査(甲状腺)

2021年1月13日:福島民友

甲状腺検査の意義と問題が「震災10年検証」で報道された。

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鈴木教授の解析の問題点

1.コホートスタディが実施されていない。

コホート研究(cohort study)特定の要因に暴露した集団と暴露していない集団を一定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較する手法。

双方の集団で同じ結果が得られたとき、考えられている要因は否定される。

この方法を福島以外の地域で、福島と同じ方法で同じ規模に実施すると放射線影響か否かがはっきり解る。これをやらない理由がある?

これを実施すると200人以上の甲状腺がんを持っている方が見つかるという理屈になるから(放射線の影響がないとすると)、実施する意義は非常に大きい。

2.放射線による甲状腺がんであると証明できる特異的な病理所見は(世界的に認められている)ない。遺伝子異常についても然り。

 

福島医大横谷氏:精密に議論し継続の判断を

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2021年1月15日:NHK WEB NEWS 

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2021年1月15日:福島民友ニュース:11時30分
 県内で新たに36人の新型コロナウイルス感染を確認しました。何れも14日の検査で陽性が判明しました。いわき市8人、田村、二本松両市4人、下郷町3人、北方、相馬、三春、只見、南会津、小野の各市町が1人。