せせらぎの小道:徒長

f:id:kuwanomura:20211006170231j:plain

徒長した枝に、今日の段階で、未だ薔薇が花を咲かせている。他の枝にはもう赤い実が沢山ついている。本来ならこういう枝は切り落とされ来シーズンに備えるものだが、孤高の美しさを持っているからか、上へ向かって花を咲かせまた花芽もつけていて今にも咲きそうでもある、ために生存可能?。冬に咲く冬薔薇(ふゆそうび)?

徒長(とちょう):伸長成長が勝り内容の充実を伴わない成長を指す園芸用語。

こういうアンバランスな姿を観て、美しいと感じ入っている自分がいることに気づき、多様性を認めているんだな!などと、思ってもいる。人間世界に例えてみたりする。

 

さぞかし、孤独であろうな。薔薇には意識があるものだろうか?。養老孟司さんの昆虫の話にもそのような話があったかも知れない。

ひょっとしたら私自身のことか?