今朝、気に入ったフレーズを見た。
命短し返せよ酒場、飲み屋さんは悪くありません。
原典は「命短し恋せよ乙女 ・・熱き血潮の消えぬ間に・・」
現在の社会状況を表現していて面白い。
江戸時代、松平定信さんが極端なデフレ政策を施いたときの落書(寛政の改革)。
「世の中に蚊ほどうるさきものはなし、ブンブブンブ(文武文武)と夜も眠れず」
質素倹約文武両道を勧められても庶民はうるさいばかりで困り果てるという。この逼塞感は現在の状況に匹敵するかも。
「世の中の清き流れに耐えかねて、もとの田沼の濁り恋しき」
こういう調子で行ったのが「遠き別れに耐えかねて、この高殿に登るかな」
ここ2年間、紅灯の巷に出ることはなく、その分お小遣いが出来た。それを楽譜の収集にあてたりして、サックス四重奏のスコアを造ってみたりするのが最近の趣味?こういうもののお相手を依頼された方に少しく同情しています。
写真はアサガオ。今の季節でも美しい。