せせらぎの小道:地層断面

「地学のススメ」鎌田浩毅・著。

地層断面というものを実際に見れるところを思い出した。菅谷町あぶくま洞。

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空の方が仙台平というカルスト台地。そこに降った雨水が石灰岩を溶かしながら進む。大滝根川となる。この川はやがて阿武隈川に注ぐわけですが、石灰成分の多い水を周囲に提供する。骨の太い丈夫な馬が育つ。三春駒という。ヒトでは胆石症や尿管結石として迷惑がられる。

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鬼五郎伝説がある。田村麻呂将軍に征服された方の有名人のことだが、穴居していたと聞く。このカルスト台地には沢山の洞穴が見つかる。こういう所を住み家としていた?

 

仙台平(せんだいひら)

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川内村との境界嶺には風車が目立つ。

写真中央やや左。トンガリ帽子は磐梯山。その少し右、良く認識できないが白い雪衣を残す飯豊連峰。和尚山、安達太良本山、右端にこれまた雪衣を残す吾妻連峰磐梯山はどこからでも認識しやすい独立峰。

仙台平からは常葉町方面に下りて、実家に挨拶をして、帰宅。義弟君が同行。田村の小さな旅でした。