オンデマンドで日本消化器病学会に参加したところ、すぐに飽きてしまった。医療界でのAIロボットのセクッションなのですが、内容は大変に面白いものです、がすぐに飽きてしまう。最後に小言を言ってみた。学者さんはなべてお話が下手です。せっかくの研究が、講演が終わってから、泣いているかも。
そこで花を見に行くことにしました。
有名な三春滝桜。季節外れでお客さんはいないのですが、こういう時に鑑賞するのも一興。まさに神が宿る御神木。御神木と表現する心根が好きだ。
大越方面に足を伸ばして、沢沿いの花木。エゾノウワミズザクラ。探し求めていました。沢の向こうの斜面でしたのでこれ以上は近づけない。
大越方面に向かうと伝説の山、大滝根が映ってくる。
この風景の中の大滝根山は神々しい。臥牛のような姿がゆったり感をもたらす。天を翔る天馬・ペガサスと対象の姿としてこの山を思う。この山麓に生まれ育ったからか?
田村麻呂将軍に因む御神木に向かう。
推定樹齢が500年だから田村麻呂将軍の時の山桜とは整合性がないのですがそんなことはどうでも良いのです。当時常葉町の教育長をしていた坪井一郎さんのご尽力でそうなったと思えばとても楽しい。小学生の時から一緒だった彼氏が丁度通りかかって、ご高説を伺う。自宅がすぐ側なのだが。
どんなに勉強をしてもこの方には叶わないと何時も思っていたので、彼の姿もまた神々しい。
蓑ひとつだに無きぞ・・・実のひとつだに無きぞ・・・ただ、山吹の姿は、私の目には悲しくは映らない。
大滝根山がとても雄大に見える地点での、幼友との会話でございました。
大変に有意義な消化器病学会でした。