せせらぎの小道:東京都の実情

2020年12月22日毎日新聞電子版より

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経済緊急事態→医療緊急事態宣言→政権緊急事態宣言(宣言しなくとも)初めから政権は緊急事態でしたが。

*日本はPCR検査を受ける人の数が外国と比較して少ないので感染確認者数に対する死亡率が高いのは気にする必要が無いという見解があった。

それはそうです高いお金を支払わなければ検査(行政検査)が受けられないのですから。指定病院の検査も、保健所が指定した人以外は、滅茶苦茶高いですよ。大人も子供も同額ですから。5人家族だと15万円以上です。受けたくとも受けられないというのが実情。

勿論感染が確認されたら指定感染症ですから、国に面倒を見てもらうことになるのですが。それは当然の権利として主張して良いし、失ったものは国が保証しなくてなるまい。そういう覚悟を国が表明しないから信頼を失うし、どこもかしこも緊急事態宣言となるわけです。

緊急事態といって医療機関に多額の補助を出すのは悪くはないのですが、一般の市民が無料または低額で検査を受けられるようにする方が(希望者は誰でも)感染抑制効果は高いものだと思うけど。つまり自分の感染を否定することにより、安心というものを獲得することに大きな意義がある。家族内でも疑心暗鬼で食事をするという状態とその反対の気持ちで食卓を囲むのとでは一寸どころではなくて大きな違いがある。

*本日2度目のPCR検査を受けた。自分の安心を得るためです。症状なし、感染の疑いなし。保険診療です。3割負担で2千円。これを定期的に続ける計画です。仕事を安心して続けるためです。感染の疑われる人を対象とした仕事は、先ずPCR検査を受けてもらって実施することにしました。悪しからず。

 

各所で慎重な行動が要求されているが、それよりも何よりも、PCR検査を大勢の方が受けて、自分の状態を知って、自分の判断で行動できるようにするのが、最良の呼びかけであると思っています。放射能でもコロナでも「危険性」「恐怖心」を理由に行動制限するという方法は愚策です。北朝鮮と同じ。先ず自身の状態を把握して自己決定をするのが文明社会の人々の生き様です。