2020年11月18日 NHK WEB NEWS
「外出制限はやるべきだ。警察がもっと厳しく取り締まることを願っている」という声が聞こえるということは深刻の度合いを示している。
オーストリアの感染状況
人口およそ890万のオーストリアでは、先月以降、感染者の数が急増していて先月下旬には1日の感染者の数が5,000人を超えました。
オーストリア政府は、今月3日から、飲食店の店内営業の禁止などの措置をはじめましたが、その後も、感染者の数は増えていて、今月11日には、1日の感染者の数が9,000人を超えてこれまでで最も多くなっています。
フランス
ヨーロッパで最も感染者数が多いフランスでは、1日の感染者数が9月には1万人を超え、今月6日には6万人を超えて、最も多くなりました。政府は、先月17日からパリなど一部の地域で午後9時以降の夜間の外出を禁止し、30日からは、全国で日中の外出も制限するなど、段階的に厳しい措置をとってきました。この結果、1日の感染者数は今月16日には1万人を下回るなど減少傾向になり、政府は一連の措置による効果が出てきているとしています。
しかし、重症化する患者は減っておらず、16日の時点で全国4,900人あまりがICU=集中治療室で治療を受けていて、感染拡大前の集中治療室のベッド数、およそ5,000床のほとんどを新型コロナウイルスの患者が占めています。
ベルギー
ベルギーは、ヨーロッパの中で感染拡大が最も深刻な国の一つで、人口のおよそ20人に1人が感染しています。夜間や早朝の外出禁止や飲食店の原則営業停止の措置に加え、今月2日からは生活必需品を取り扱う店を除いて全ての店舗の営業が禁止されています。
私たちに出来ることは治療を考えるより予防を優先して考えることなのですが、我が国の疾病に対する人々の考えは予防よりも治療が優先される歴史的状況がある。深く考えると医療というものが「御上のご意向による下されもの」として捉えられているところがある。人々は「私がコロナにかかったら治療してくれんのがい」、「行ったらすぐ検査してくれんのがい」という言葉でそれを表現する。医療機関は御上の手先?なのです?
そういう心配をするより、自らの状況判断で、何とか予防できる方法を探した方が楽だしお得だ。今から一生懸命になって免疫力を高めようとしてもお金がかかるだけで目的は達成されません。くれぐれも宗教に頼らないことです。信心が浅いと感染しますから。
ひとっことで言ってしまうと「公衆衛生」という考え方に疎く、そしてまた御上に管理されていると安心できるという心理がある。公共機関に(自分たちを取り締まるところなのだが)取り締まられていると安心してしまう不思議さがある。自分たちが活用する機関とは思っていない。もっと狡く賢くなあれ!
警察や自衛隊を頼るような状況は最悪です。
定性と定量
〇〇酵母、××ワクチン、□□体操、何でも良い。免疫力を高める、血液循環をよくする、老化防止をする・・・・こういうものは定性と呼ぼう。
がん細胞を死滅させるほど免疫力を高める、脊柱管狭窄症を元に戻すほど血液循環を促進する、60才のままでいられる程の老化防止作用がある・・・。こういうものを定量という。
従いまして、定性というのは噂話でも何でも良い。単なる理屈。定量には科学的裏付けエビデンスが必要デンス。
ここを使い分けられないと議論というものが成り立ちません。
総入れ歯の方がいました。歯はいつまでも若いです。しかしそれ以外は老化します。結果的には“お化け”になります。恐ろしい話でしょう。
脳の老化を止めました。体は老化します。どちらかが病気にならないのがおかしい。
脳トレは気をつけて頑張って下さいよ。
駄洒落
「ルビーの指輪」・・・く・も・り・ガラスの向こうは見えないよ・・・・
「七つの子」・・・カラスなぜ泣くの、カラスの勝手でしょう・・・(志村けん)