せせらぎの小道:幾世代にも亘る心配事

2020年11月17日(火)毎日新聞電子版

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このトリチウム問題はセシウムと同様、幾世代にも亘る心配事ではある。

おそらく人体に対する影響は私たち一般市民がはっきりと認識できるものではないはずです。何世代かの時間の経過を経た後に、それも統計学的に問題になる小さな事象のように思うし、そうであって欲しいと思う気持ちもある。いわゆる確率的影響というもの。

これは福島だけの問題ではない。全国の原発立地地域に等しく降りかかるものでしょう。あるいは全世界の原発問題とも言える。