2020年10月22日 福島民報
文化・スポーツ知事感謝状 5人1団体受賞
春山秀城先生の音楽に対する熱情は例えるものがない。深く高い。ひたすらにアマチュア音楽家として歩んできた姿は私の胸を打つ。
メッセージを差し上げた。「ご受賞まことにおめでとうございます。ますますのご活躍をいのっています」。
返信あり。「痛みいります。ジャンルが医学でないのがはずかしいです」。
あまりにも感動的な言葉でしたのでここにシラーの詩を記します。
希望 Friedrich Schiller (1759~1805) 小栗孝則 訳
つねにより良き将来の日を、人はよく語り、よく夢見る。かがやく幸福の金的をめがけて、人はひたすらに走る。物はみな朽ちはて、また新たになるところ、人はつねにより良きを願う。
希望は、この世の生を人にあたえる。むしんな少年の身につきまとい、青年のこころを、まばゆい光でひきよせ、老年とともに葬られることもない。人は疲れた歩みを、墓の中に休めるときも、希望は、高くー墓石の上にかかげる。
これはうつろな、うぬぼれの思いではない、おろかしい頭の考え出したものではない。おのずと心のうちに、声となって浮かびくるもの。
より良きをもとめて、われ生きる・・・この、おのずと内にひびく声は、希望をいだく魂をあざむかない。
郡山市民オーケストラ、ゲネプロ風景。オーボエ奏者 春山秀城さん。
2017年5月、ドイツの教会。演奏会のパンフレット。
教会でのゲネプロ風景。指揮は田中一嘉先生。
演奏会終了後、ハイデルベルグ城を見学する春山秀城さん。
春山先生のご厚意で、私はいろんな所の演奏会に同行する。オブザーバーという大変に都合の良いお役目?をいただいている。市民オーケストラ後援会にも混ぜて頂いている。春山先生のお陰でいろんな楽しいことを経験をした。これからも本当に楽しいことが沢山ある様な気がしている。
ヨーロッパ演奏旅行:オブザーバーの記録
演奏会の案内。
交通の難所ローレライ。ライン川を遡る船の上で。あれがローレライさんですよ!
ブラームスの小道