2020年10月17日(土)毎日新聞電子版
フランスは1日あたりの感染者が3万人を越えたと発表しました。
福島県は新型コロナに感染して入院していた80代の女性が15日に死亡したと発表しています。6人目の死亡者となる。県内の感染確認は13日連続で、計347人となりました。
金光敬二福島医大教授(県アドヴァイザー):「郡山市をリスクを伴うエリアと指摘、中長期的な感染拡大が続く可能性に言及した。」
2020年10月17日(土)福島民友
スペクタクル
フランス語:絢爛豪華な舞台装置、華やかな音楽などを用いて、視覚・聴覚を重視する演劇をスペクタクルという。演劇・音楽・絵画は近い関係にありますが、次に示す写真などをその仲間に入れてもらえないだろうかというのが私めの思いです。
絢爛豪華というより荒涼たる安積原野が私の思いの中にあるのですが。
病院屋上から観望。額取山・磐梯山・川桁連峰。2020年10月16日(金)午後。
同日午後5時頃。額取山と磐梯山をほぼ中央に置く。
つるべ落としの秋の夕陽はあっと言う間に過ぎて行ってしまう。これはサービス。
サービスついでに歌舞伎の中の名台詞。石川五右衛門。大泥棒。ルパンⅢ世とは少しく雰囲気が異なる。
幕が開くと一面の桜を背景に、真っ赤な柱、金などの極彩色の装飾がまぶしい山門が現れる。その上に、百日鬘(ひゃくにちかずら)にどてら、大小の刀という粉飾の石川五右衛門が乗っている。
百日鬘は月代(さかやき)を百日間剃っていないために伸び放題になっている鬘。
「金門五三桐」
絶景かな、絶景かな。春の眺めは価千金(あたいせんきん)とは、小せえ小せえ、この五右衛門の目から見れば、価万両、万々両。日も西山に傾きて、雲とたなびく桜花、あかね輝くこの風情(ふぜい)、はて麗(うら)らかな眺めじゃなあ。
*春宵一刻値千金 : 蘇軾(そしょく)
今の季節は春宵(しゅんしょう)とは言い難いのですが、そのような小せえ事は無視無視。絶景ではあるが寒いわ。
「石川や、砂の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ」:「いしかわや、すなのまさごはつきるとも、よにぬすびとのたねはつきまじ」
私の職業は納税の義務がない泥棒ではありません。