せせらぎの小道・御神楽岳

越後と会津の国境(くにざかい)に鎮座するのが越後御神楽岳、本名御神楽岳。神々が今でも住んでいる名峰。麓に豪雪地帯が控えている。只見線会津川口駅はその麓にあり只見川と一体になった風景を展開している。大沼郡金山町。

家内と義弟はその地の中学校を卒業している。

川口中学校校歌 作詞:栗田 賢正 作曲:佐藤 広市

 1・霞たなびく御神楽の 威容にたぐう川中の

   正義の血汐君知るや 聴け堂々の鐘の音

 2・清き只見に身をきたえ 愛宕の山に伝統を

   きづく理想を君知るや 胸に希望の泉湧く

 3・夕陽輝く玉縄の 古城の松に変わらざる

   真理を学ぶ川中の 栄冠永く 光あれ

世の移ろいと共にこの地区にいくつかあった中学校が統合され金山中学校となった。

金山町立金山中学校校歌 作詞:村野井 幸夫 作曲:皆川 郁夫

 1・ランララララララ ラララ

   妖精の住む町かねやま父なる山はけだかくて 御神楽岳の風神よ

   母なる川はひとすじに 川霧晴れる只見川 森の恵みの沼沢湖

   風雪に耐え日を重ね会津の教え花と咲く 理想に燃える金山中

   世界に伸びる金山中 ああ 金山中学校

 

本名御神楽岳の麓、金山町に生まれ育った子供達は、神々のすむ名峰を仰ぎ、会津の魂を育み、忍耐を尊しとし、只見川のごとく清く激しく、歩んでいくことです。

こういう心意気は何千年何万年経ってもここの地勢が変わらない限り続いていくことと思う。何十巻の書物よりも多くのことを語っている校歌だ。

 

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