コロナ対策(5)古代の湖(6)

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私たちが日常行っている標準予防策(スタンダードプリコーション)では地域の感染拡大に対して十分な対応は不可能だということを示している。(2020年8月21日、福島民友)。

日常診療とは離れている(別棟の)施設及び日常診療には携わらないスタッフが先ず必要。

最近保健所からの要望があった。ハード面での援助はしましょう。マンパワーの獲得ということに関しては独自で考えてほしい、という。百万二百万円の援助を頂いたとしても、本気で立ち向かうことは出来ない。私が頑張りましょうという職員はいないし、強要は絶対に出来ない。暑さに加えて頭の痛い話である。

 

古代の湖に話を戻す。

安積原野、安積盆地、安積野から離れて会津盆地はどうなのということである。安積原野から見る安達太良連峰と違って会津各地から見る守護神、霊峰会津磐梯山はそれぞれに異なった姿を今は見せている。

磐梯山の主峰から見る会津地方は壮観の一言に尽きます。登山は弘法清水からが、単なる主観だが、きつい。もう少しだと思うと余計にきつい。でも360度の展望が待っている。

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Wikipediaより。飯豊山上空から見る会津盆地。中央に会津の暴れ川である阿賀川(大川)。只見川と合流しやがて阿賀野川と名前を変え雄大日本海に注ぐ。

およそ800~1000万年前頃、この地は日本海側から阿賀野川沿いに延びる大きな入り江状だったと考えられる。その後の海面の後退と会津盆地西縁断層帯以西の隆起により野沢盆地と分離した。

現に喜多方市高郷町付近ではカイギューやクジラの仲間、大量の二枚貝の化石が出土するほか、「会津だいら」で湧出する温泉はほとんどが食塩泉、強食塩泉である。

さらに陸地化してから猪苗代湖~日橋川~阿賀川を結ぶ線以北(耶麻地方)は、大塩川、田代川、濁川が南に押し寄せる複合扇状地となり、一方日橋川以南は湯川、大川、氷玉(ひだま)川、宮川が北に押し寄せる複合扇状地を形づくって現在のような広大な盆地床となった。

 

2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)では、震源域が南北500キロに及んだため、会津地方も会津盆地や猪苗代盆地を中心に震度5弱から震度6弱程度の揺れが3分以上続いた。揺れによる土蔵倒壊や、建物の壁の崩落や亀裂、地盤災害による学校プールの損壊、水田、道路、校庭などの噴射現象による亀裂、陥没が相次いだ。

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というわけです。

猪苗代町に興味があって、亀ヶ城祉を観たり、土津(はにつ)神社を訪ね紅葉を愛でて保科公にご挨拶を申し上げ家臣達の労をねぎらった。

それから十六橋に行きファン、ドールンさんにご挨拶を申し述べ、強清水で、さてどれが本家かなと言いながら蕎麦をご馳走になります。それぐらいで一日が過ぎてしまう。

日を改めて会津盆地に向かう。